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 - ルース小辞典 - |
宝石は自然からの恵みとして得られるもの、長い時間をかけて地球が創り上げてきたものです。透きとおる程の透明感、美しさの溢れる彩り、まばゆいまでの輝き。母なる地球の恵み、それが宝石(ジュエリー)といえます。
自然のナチュラルジュエリーには限りがあります。さらに人々に支持されているから稀少価値が生まれます。宝石の価値は需要と供給により決まりますが、この世から宝石がなくなることはありません。
白金や金のように、宝石も時代ごとにリカットされ、その時代の新しい持ち主にお届けします。宝石を持つことは宝石が歩んできた歴史を知ることでもあります。宝石の選び方は多様ですが、このコーナーでは稀少性・価値のある、お薦めのルースをご紹介させて頂きます。
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 ダイヤモンド |
4月の誕生石であるダイヤモンドの石言葉は「永遠の絆・純潔」。その名の由来から永遠の愛の象徴として、広く一般世間に知られています。
ダイヤモンドとはギリシャ語で「征服されない」を意味する「アダマス」が語源となっているように、万物の中では、最も硬い鉱物として、
また様々ある宝石の中で、最も知名度が高い宝石です。ダイヤモンドという宝石のインパクトの強さは、多くの権力者や女性を虜にしてきました。
透明な宝石が有名なダイヤモンドですが、無色透明以外にもイエロー、ブラウンが有名です。天然に産するレッドやピンク、ブルーやグリーン、
アレキサンドライトのようなカラーチェンジ効果がある「カメレオンダイヤモンド」は、大変稀少なダイヤモンドで知られ、滅多に市場に流通しません。
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 アレキサンドライト |
「変色する宝石の王」と呼ばれるアレキサンドライトは、クリソベリル(金緑石)という宝石の一種です。
緑・青緑・青色から赤紫・赤色に変化するカラーチェンジが特徴的な宝石です。
色の変化が鮮やかであればあるほど、宝石の価値が上がります。
アレキサンドライトを中石とするリングは、宝飾店の「看板」であり、ジュエラーの品格がわかります。
またアレキサンドライトは、最初にロシアで発見された宝石であり、
ちょうど発見された日が、ロシア皇帝アレクサンドル2世の成年式の日であったことがその名の由来。
別名をロマノフジュエリーともいい、名実ともに皇帝の名を関するロシア王室の宝石なのです。
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 タンザナイト |
タンザナイトはゾイサイト(日本名:灰れん石)という鉱物の一種です。
タンザナイトのような青紫色の結晶(通常は褐色や灰色など地味な色)はタンザニアの一部(キリマンジャロのふもとに位置するアルーシャ市の近郊にあるメララニ丘陵)でしか見つかっていません。
昔からマサイ族に知られていた宝石ですが、1966年に学者によって存在が世界に報告され、1969年にはアメリカを代表する宝石商ティファニー社が新しい宝石として販売を開始し、世界中で知られるようになりました。
タンザナイトは12月の誕生石のひとつに選定されています。 |
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 サンタマリア アクアマリン |
アクアマリンはエメラルドと同じべリル鉱物です。アクアマリンのアクアaquaは「水」マリンmarineは「海」を表すラテン語。
アクアマリンはその名のように、きらきら輝く海水の色を持つ美しい石です。 サファイアのような濃い青色はありませんが、チューブ・インクルージョンが発達しやすく、それが密である場合はアクアマリン・キャッツアイとよばれ、希少価値があります。
また良質のアクアマリンのことを、特別に『サンタマリア・アクアマリン』と呼んでいます。サンタマリア・アクアマリンが持つ濃いブルーは、アクアマリンの中でも特に稀少な存在です。 |
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 ルビー |
7月の誕生石に指定されているルビーは、様々な赤色宝石を代表する宝石です。
鉱物的に言うと、ルビーはサファイアと同じ「コランダム」という鉱物。特に赤色の物のみを「ルビー」、青色を「サファイア」、水色を「アクアマリン」、それ以外のカラーを「ファンシーカラー」として、区別しています。
ルビーは赤色を意味するラテン語、「ルベウス」がその名前の由来です。一言で「赤」といっても、その彩りは様々です。とくにミャンマー産モゴック地方の「ピジョンブラッド」、鳩の血の色と呼ばれるルビーは最高品質で知られます。ヤンゴンのオークションで流通しないため、今では大変希少価値があるといえます。 |
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 ロイヤルブルー サファイア |
9月の誕生石であるサファイアは、ルビーと同じく、コランダムという鉱物に属する宝石です。
一般的に「ブルーサファイア」を意味するほど、すべての青い色の宝石を代表する宝石。
一口にサファイアといっても、宝石が持つ青色には様々なものがあり、産地によっても微妙に色合いが異なります。
とくにカシミール産サファイアは、今では幻の宝石といわれる「コーンフラワーブルー」、最高品質のブルーサファイアとして有名です。結晶内に肉眼で確認できないほど細かなインクルージョンり、それが朝もやのようにやわらかく光を反射し、ベルベットのような、美しく深い青色を見せます。
カシミール産以外にも、サファイアには多くの産地があり、ルビーと同じく、ミャンマーで産出されるサファイアは、
「ロイヤルブルー」の名を冠するサファイアとして、青色がかすかに紫を帯びているロイヤルブルーは、光に青が混ざったキリストカラーとして、最も人気が高いサファイアです。 |
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 パパラチャサファイア |
9月の誕生石であるサファイアは、ルビーと同じく、コランダムという鉱物に属する宝石です。
サファイアの中でも「パパラチャサファイア」は特別な存在。スリランカ産パパラチャサファイアは大変有名です。「パパラチャ」とはシンハリ語で「蓮の花」を意味しており、ピンクとオレンジが絶妙に交じり合った、朝焼けを思い起こさせるほど美しい宝石です。
サファイアの中でも、パパラチャは最も稀少な色合いで、市場で見られる宝石の絶対数が少なく、ダイヤモンド以上の最も高い取引相場を形成しています。現在では素晴らしい品質を誇るパパラチャサファイアを見つけることは大変に難しく、昨今の産出、流通事情において、さらに希少性の高さが増しています。 |
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 エメラルド |
世界四大ジュエリーの一つでもあり、かつてクレオパトラが愛したとも言われるエメラルド。エメラルドはベリル(緑柱石)の一種です。
エメラルドの由来は、緑色の石を表す "smarados"のラテン語。新緑を思い出させる鮮やかな緑の色は、ずっと人々を魅了しています。
エメラルドと人間に傷のないものはないと言われるほど、エメラルドにはインクルージョン(内包物)が含まれます。
それが品質を落とすわけではなく、逆に、間違いなく天然に産出されたものである、という証明でもあります。そのためインクルージョンが少なく美しいエメラルドは高価な値段で取引がされています。 |
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 ロンドンブルー トパーズ |
ブルートパーズは、大きく分けると5種類が存在します。
「スカイブルートパーズ」「スイスブルートパーズ」「ロンドンブルートパーズ」
アクアマリンの代用品にも使われていた、淡い色調の「天然ブルートパーズ」
天然に産するブルートパーズの中でも、濃い青色に輝く、稀少性の高い「ロシアンブルートパーズ(ロシア産)」です。
「ロシアンブルートパーズ」はアレキサンドライト同様に「ロマノフの秘宝」とよばれ、ロシアを代表する宝石です。
またブルートパーズはインクルージョンが少ない石が多く、大きな石を手に入れやすい価格で購入することのできるため、近年ではアクアマリンに次ぐ人気があります。 |
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 マンダリンガーネット |
マンダリンガーネットとはオレンジのガーネットのことです。
世界的な市場で「マンダリンガーネット」と呼ばれるようになったオレンジガーネットですが、鮮やかなオレンジの色彩が特徴で、一般的に橙色を表現し、橙赤色~黄橙色の色彩を見つけることもできます。濃さを増しても暗くならないため、彩度の高い、鮮やかなオレンジの輝きが特徴です。
マンダリンガーネットは、インクルージョンが入るものが多く、完全な透明石は希少、クラリティの高い宝石を見つけることは非常に難しいです。
大粒透明石となれば、もはやプレミアムクラスのジュエリーに属します。ナミビアやナイジェリア、マダガスカル産のマンダリンガーネットが大変有名です。 |
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 ファイアオパール |
オパールには大きく2種類のものがあります。
一つは、虹色の遊色効果(プレイ・オブ・カラー)が特徴のプレシャスオパールと不透明で遊色効果がでないコモン・オパール(ボッチオパール)です。
ファイアオパールは、赤からオレンジ、黄色などの鮮やかなボディカラーを持った宝石です。遊色効果のない宝石もありますが、コモンオパールではなく、プレシャスオパールに分類されます。
チェリーと呼ばれる赤、深みのある橙色、きらきらと光沢のある金色など、彩り豊かなグラデーションを持っています。
ファイアオパールは、プレシャスオパールの中でも、遊色が現れないタイプの宝石ですが、稀にカット石の中に遊色効果を持っているものがあり、プラスアルファの魅力を見せる宝石として注目されます。 |
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 ペリドット |
「オリビン」というかわいい鉱物名を持ったペリドットは、
和名も「かんらん石」と、どこか懐かしい響きを持った名前があります。
かんらんとはオリーブのことで、その名の通りオリーブの実に似た、ヌメっとしたテリのあるグリーン色が
特徴の石です。
ペリドットは産出量が比較的安定して価格的には手頃なんですが、欧米各国では人気が高く、
大粒の逸品になるとそれなりに高価になっています。 |
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 パライバトルマリン |
トルマリン(日本名:電気石)といわれ、疲労回復の石でもあります。
とくに様々な色彩を持つトルマリンの中でも、鮮やかな「エレクトリックブルー」「ネオンカラー」と評され、高彩度と輝きを持つトルマリンを「パライバトルマリン」と呼びます。パライバトルマリンの「パライバ」とは、最初に産出されたブラジルのパライバ州の名を冠したものです。
1989年2月、宝石のルースショーであるツーソンで初めて出品されたパライバトルマリンは、瞬く間にCt単位の価格が沸騰、最終日には1ctあたりの金額が、最初の金額の25倍にまで跳ね上がったことは人々を驚かせました。インクルージョンの入りやすい宝石でもあり、大きな結晶もほとんど産出されません。サイズが1ctを超えるものは、非常に稀です。 |
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